NYからようやく到着した「The Garments District Journal」の第二号、さっそく店頭でも発売を開始。巻頭は、鈴木大器が自身の
コラムでも触れていた雑誌「MANHATTAN CATALOGUE」について、仕掛人であるノーマンへのインタビュー。残念ながらこれは英語のみとなってるのだけど、今号から半分くらい?の記事が日本語なのは、日本の読者には嬉しいところ。面白いのが、記事によって英語だけだったり、バイリンガルだったり、日本語だけだったりするところ。それぞれをどの言語で出すのかも、鈴木大器編集長なりのこだわりなのかと。

取り上げられているアーティストやクリエーターのほとんどは、過去にNEPENTHES NEW YORKで展覧会を開催した面々。展覧会後にこうやって記事という形で補完してくれるのは、実際に展覧会を見た人達にとっても、嬉しいものだろう。中には、過去に札幌のSOUTH2 WEST8で展覧会「WEST SIDE RENDEZVOUS」を開催した内藤カツさんへの
インタビューも。撮影時の時代背景や、現在の写真への
取り組みも読めて、とても面白かった。来年は一緒にキャッツキルに行って、二人で鱒の写真を撮りたい。

「The Garments District Journal - Issue Number2」2,300円
待った甲斐ある充実の内容です。皆さん是非ご一読を。
そして、4冊目となる「NEPENTHES in print」#3の編集作業も、いま最終段階。
次号は「沖縄」特集。REMIXは岡部文彦が担当、全編沖縄ロケでの秋冬ストーリーを
全20ページ披露します。来月初旬発売。冬の琉球、是非お楽しみ下さい。

そして明日からは、NEPENTHES TOKYO、ENGINEERED GARMENTSの両店でプレビューイベント。
関東近郊の方はこちらもお見逃し無く。
好評発売中!
このコラムから初の書籍が誕生しました。
ある格闘家の戦いの記録。
いまを残したいというただそれだけの、
でもとても切実な祈り。
日々の小さな幸せは、
実は奇跡の連続なのだと気づかせてくれる。
写真家・川内倫子
「3回手術すれば生きられます」。娘が誕生した翌日、聞かされたのはそんな言葉でした———。
格闘家として身体を酷使してきた父が、心臓疾患を持つ娘との日々を綴った人気ブログ「パパはね。。」を書籍化。軽やかな文体の中に見え隠れする、生と死の脆さ、命のたくましさ、母娘の強さが、著者自身の撮影による瑞々しい写真とともに心を打ちます。
木村伊兵衛写真賞受賞写真家、川内倫子氏も絶賛。